先週末の連休の猛暑で、クーラーがオーバーヒートし水槽が崩壊する事故が相次いで報告されています。 毎年、梅雨明け時によく起こる事故ですが夏場は水槽のあるお部屋は誰も居なくてもエアコンは28度でも良いので点けておきましょう。
節電にならんと思うかもしれませんが、40度近い室温では水槽用のクーラーは25度に設定していても室温の影響を受け続けてフル稼働してしまうので電気メーターもフル回転し挙句の果てにはクーラーのコンプレッサーがオーバーヒートして壊れる事態になります。
エアコンが作動していれば水槽のクーラーの稼働率が抑えられるので電気代の節約にもなるので、是非留守中もエアコンを忘れない様にしましょう。
LEDなら熱が出ないので、エアコン点けなくても大丈夫という考えは止めましょう。 LEDも周辺温度が35度以上なら照度が落ちたり、ICの暴走が起こることがあります。
夏場は室温を28℃くらいに保ち、LED照明をお使いの方はLED照明周辺の風通しを良くして下さい。
海の日の連休明けの先週はクーラー故障の処理に追われました。1件目は歯科医院の1200の水槽のリセットと故障したレイシーLXクーラの入れ替え、約10年経過していた水槽なので、これを機会にメタハラ150Wx2灯からKR9230Bの中古と交換しました。
2件目はメンタルクリニックの1500水槽のKDA1000をZRW750Wに交換しました。 KDA1000は約5年くらいの使用期間でした。
そして、交換後自宅のクーラーも冷えが悪いというので見に行くと25度設定で27度のまま回り続けているので一緒にZRW750Wに交換しました。
このクーラーも15年くらい前のレイシーの600Wなのでよく壊れなかったなと感心しました。
ただ昨年KR93フルスペクトラムに照明は入れ替えていたのでその分寿命が延びたのかもしれません。
韓国製のKDAが5年で日本製のレイシーは15年というのはそのまま価格の差という事で良いのか?
複雑ですね。KDAも初期は中のコンプレッサーが日本製の時は7年から10年くらい持つこともあったが
最近は壊れるのが3年から5年と耐久性が落ちているのは、猛暑のせいだけではないだろう。
KR90DRは予想以上のポテンシャルを見せています。 LPSがワンランク上のグレードの発色をしています。こんなに綺麗な素質が隠れていたのかと改めて驚かされる。
先日黒潮生物研究所の自然光がたっぷり入る水槽で飼育されているサンゴにDRを取り付けて照らしてみました。褐色のミドリイシの子供やワレクサビライシ、オオバナサンゴがわずか1晩で綺麗な発色をしだしたことに研究員も驚きでした。