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第11回Kimie's突撃インタビュー!


この記事は旧ブールーハーバーサイト内でご覧いただけた内容です。

-"ナチュラルシステムとWet&Dryの違い" 井口さん宅-


すてーきなマンションの最上階へと拉致された私はいつの間にか魚御殿と導かれました。
設置されているのは玄関、素敵なお客様の迎え方だと思います。この日私はたまたま大阪に帰ることができ突撃インタビューを開始しました。悲しいことは自分の家のミニチュア水槽が腐って白く濁って悪臭を放っていました。後ろ髪を引かれる思いでここ井口さん宅へ来ました。錆びついた私の心にパァーっと光がさしました。立ち上げて2カ月目だというのに、すっすっごーーーい!海藻がいっぱーーーい!それも私のとは全然違う!!緑じゃなくて白いんです。水槽の海藻が白っぽいんで水槽が明るく見えます。聞いてみると何んにも手を加えていないそうです。もちろんナチュラルです。奥の方に入ると旧タンクが見えました。この水槽はWet&Dry水槽で華やかさは魚のみにみられますが中に入っているライブロックに生命感が感じられません。美しいことは美しいけど・・・1年以上たってしまうとやはり限界があるみたいです。長年やっているアクアリストたちが今徐々にナチュラル水槽へと移りはじめているのにはここに原因があるんでしょう。読者の皆さんも写真を見比べて下さい。わかるはずダニ。

白い・・・。

白い・・・。


ちょっとここで一息。ふぅ~。 背面にビッシリ生えた海藻。スクーバーでこすったら気持ちよさそう。アキ子さんの毛むしるのとどっちが楽しいやろか? 見ただけで水がピカピカして水槽内の活性が見てとれます。ミドリイシもポリプを出しているしね。すごいですョ。私はあんまり手の加えてない井口さんの水槽は大好きです。薄黄緑色の海藻がなびいています。ほんとにいいョこの水槽。

キイロハゼがとてもかわいい。

キイロハゼがとてもかわいい。


さてさて お待ちかねの「もしもし?コーナー」です。

- もしもし?コーナー -

きみえ:質問1 きっかけを教えてください。
井口さん:「雑誌(マリンアクアリスト)世界の海水魚カタログそれで2年前からはじめました。」
きみえ:質問2 お気に入りは?
井口さん:「ツゲミドリイシ、紫色のナイスボディーに蛍光グリーンのポリプ(やっぱりキレイ)」
きみえ:質問3 テーマはずばり?
井口さん:「サンゴ水槽・・・(うまく飼えていったら)」
きみえ:質問4 目標は?
井口さん:「サンゴを成長させること・・・(なんも知らんからね・・・)」
きみえ:「それって・・ゆめじゃないでしょうかね~アクアリストの・・」
きみえ:質問5 水かえ頻度は?
井口さん:「1日2Lの水を入れる。(Wet&Dry 2週間/150L)」
きみえ:質問6 うれしいことは?
井口さん:「ミドリイシの成長が見れること。」
きみえ:質問7 悲しいことは?
井口さん:「見ててあきないことっすかねぇ」
きみえ:質問8 水槽鑑賞時間は?
井口さん:「よう見て2時間。」
きみえ:質問9 ナチュラルをはじめた理由を?
井口さん:「やっぱり旧水槽でサンゴが落ちてゆくことに気が付いた事と魚とサンゴの共存は難しいという事に気が付いたからです。」


いろいろな話しを聞いてみるとベテランアクアリストかと思いきや、はじめて2年だそうです。サンゴと魚をこよなく愛しそしてステップアップの為に突き進む、井口さんは素晴らしいアクアリストだと思います。さて(自称)最強のアクアリストのアキ子さんはもちろん"A" 燐酸塩無し、硝酸塩もちろん無し、K.Hが少し低いみたいですね。

これが旧水槽です。

これが旧水槽です。


ナチュラルとWet&Dryの違いを目の当たりにした突撃取材でした。
ライブロックが生きたままの状態をキープするナチュラルシステムにくらべ、濾過槽に濾材が有るため、バクテリアや微生物が濾材に移りライブロックが死んでしまったように鮮やかさが失われていきます。ランダムに水流をライブロックにぶつけてライブロックの浄化能力を引き出し、さらに老廃物は強力なプロティンスキマーで除去するような方法も考えられるのでは?

次はあなたを取材します!

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