フランクからのメール

フランクよりメールが届きました。フィッシャーとレスプレンデンスのハイブリットが出来たとのこと。正式発売は11月の予定、巷では可愛いけれども可愛くない値段と書かれていますがケントロピーゲの養殖はほんとに大変です。フランクの一日を紹介しましょう。
朝は5時からスタートします、2日から3日に1度は早朝から船で表層を漂うプランクトンを採取します、それを今度は拡大鏡で良いプランクトンと悪いプランクトンを選別します。
それを、小まめに稚魚に与えます。あっというまにお昼を過ぎてしまいます。午後からは水槽の掃除をしたり水換えをして餌を作ります、また餌のための餌クロレラ、ワムシ、ブラインを培養し夕暮れとともに魚のノズリングを確認します。ひとつのペアが産卵するたびに3ヶ月から5ヶ月はこのスケジュールです、稚魚は殆ど彼のベットの横で寝る間も起きながら少なすぎず、多すぎず与えながら水質を維持して育てます。それゆえに高級魚しか採算が合わないのです。仮説ですが固有種は其の時、其の地域に発生する特別なプランクトンを摂取して成長するのではないかと思います。RCTでも太平洋の種については確立は高いのですが、インド洋や大西洋の種については確立は低いです。 どのようなプランクトンが影響を与えているのかまだまだわかりません。
ハワイアンレスプレンデスピグミーA

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