UP Grade!

先週の東京出張で葛西水族館の検査立会後、地震で使命を果たしたフィッシュレスキューポンプバッテリータイプと不具合が生じている自動給水システムの復旧の為、某氏宅を訪問した。

阪神大震災で被災した時に、停電の為に酸欠で死んだ魚達を悲しみせめてエアポンプだけでも稼働したら生きてたのにと顧客から聞いていたので防災商品として作っていた。

某氏の水槽もろ過設備の変更の工事を請けた時に水温異常時に携帯で知らせるP3C緊急連絡装置とフィッシュレスキューポンプに、ポンプが停止し濾過槽に水槽からの戻り水がオーバーフローし、排水されると電気が復旧した後に水が足りなくなる。


足りなくなるとDuplaフロートが感知して貯水槽に貯めてある海水を送り込んでくる。

貯水槽の海水が無くなると底位置を感知するDuplaフロートが攪拌ポンプやヒーターの空炊き防止の為に電源を切り、RO水を自動で満水になるまで貯めて、満水を感知するDuplaフロートが満水を確認すると、ROを貯めるのを止めて攪拌ポンプやクーラーヒーターに電源を入れる。
 

今回は貯水槽のヒーターが漏電し、元のブレーカーを落としていたので貯水槽が作動しなくなっていた。
一つ一つの動作に連動性を持たせる事で、作業を短縮する。このバックアップシステムで数度の事故から最悪の事態は回避された。このバッテリーの充電はタイマーで月に1回だけ充電することになっている。今回の地震で15時間近く働いたバッテリーも取り付けから3年になるので新しいパナソニックの良いバッテリーに交換されていた。

システムの連動性の確認の為に電源を落とすと、おいしそうにエアーを送るAP057Rのバッテリー対応のエアポンプだった。濾過槽のオーバーフロー位置を上げてWavySeaの延長パイプから逆流しているので水面近くで穴を開けて排出される海水量は20L未満になるのを確認して作業完了とした。 

前回ここに来た時に謎の小型ヤッコがいたのでどうなっているのかと探した見た。凄い見た事のない迷彩色のヤッコは何処? 「あれ?!これですよ」「冗談でしょう?」約1か月で普通のルリヤッコになった?

150分の1くらいの下落率だが死ぬよりはまし?「てゆうかこれだと買ってない」これはDown Gradeだ!

<< 2011年04月03日 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
presented by blueharborホームページへ