プロデュース

MACNA初日、時差ボケで5時には目覚めて日本からのメールをチェックする。

ピッツバーグの夜明け、今日も長い一日になる。いよいよ、円藤氏の全米デビューになる。1昨年のボストンMACNAに彼の日本語版のエンゼルフィッシュの本を持ってTwo Little Fishiesのブースで置いてもらったときに、写真がすばらしい貴重な魚が沢山写っている。それも全て、水槽で撮られている事に驚きと絶賛の声があった。この本の英語版はいつ出るのかと質問された。その時は残念ながら今はありませんとしか答えられなかった。その後Two Little Fishiesのダニー社長とミーティングをし、TLFがコーラルズと同じOceanographic Seriesの魚版を造る事になり彼の膨大な写真がそれを可能にすることになった。問題は翻訳の適任者を探すことで悩む事になる。コーラルズは岩瀬さんに訳して頂き本としての完成度の高いものとなった。そこで今回、思いついて白羽の矢がたったのがTetsuoさnであった。ノップさんもお祝いに来た


彼は、プライベートでMACNAに参加するアクアリストでネイティブな英語を話し、ジュリアンやデルビークとも顔見知りということが決定的に成った。円藤さんは自分で写真を撮る為に、魚を買いその魚が体色が良くなるような環境で飼育し綺麗になったところで写真をとります。珍しい魚が入荷したとショップさんから電話が入ればお客様に売れる前に撮影に出かけます。時には大阪まで日帰りで来ることもあります。それらが膨大なストックとなりあらゆる本に使用されます。
次々とサインをする円藤氏

今回私はTLFのブースのお手伝いをしています。ピッツバーグのあるペンシルバニア州で一番良いと言われるWet&Petというストアにダニー達とMACNA終了後の5時から挨拶に行き一緒に夕食を摂りました。このお店は、日本の総合ペットストアが手本とするべきスタイルや設備をしています。
デモリーフタンクキヌバリが泳いでいた
エコシステムでキープされている。

地域一番と言われるのもうなずけます。海水の濾過システムは全て地下室でスキマーで越し摂り、
690Wの殺菌灯とメカニカルフィルター

スポンジフィルターの粗い目で越し最後にメカニカルフィルターで汚れを取り殺菌灯690Wで殺菌して水槽に送っています。バックヤードや店内も海水、淡水を濡らすことのないように常にふき取り清潔にしています。このお店のデモンストレーションタンクは、デモタンクの賞を獲っています。シンガポールのブリーダーから直接購入しているディスカスたち


アメリカに来るたびに日本の業界の閉鎖的で歪なシステムが嫌になります。10個買ったら何割引ですとか、価格に左右されて技術的なアドバイスの出来るお店が少ない、お客様が必死にインターネットなどで勉強しているのにショップは何処で何がいくらで売られていたということ必死に調べている。
帰国後はダイエットするしかない

今日のマイク、パレッタの講演もすばらしかった。日曜日に彼の自宅の水槽を見せてもらう凄く楽しみだ。いつかは日本でMACNAのような講演会が開催されればと思う。来年はアトランタで行われる。
多分、参加しているだろう。

<< 2007年09月15日 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
presented by blueharborホームページへ