UltraViolet

Ultravioletといっても今日はLEDフルスペの事ではない。 

2か月前にお客様の水槽に超高性能殺菌灯RUW-4Xの取り付けに行って来ました。 


インターネットの水槽通販会社でセットされた水槽で当初から照明はKRのご注文をいただいていました。 サンゴはそこそこに飼えるのですが魚が白点になると聞いていたので見に行ってみるとレイシーのUVF1000が2台も付いているが濾過槽から水中ポンプでくみ上げて濾過槽に戻る濾過槽だけの循環であった。

1500Hx900Dx900Hのアクリル水槽にRMD701ポンプ2台を20A配管で片方は屋外のクーラーKDA1000に行き水槽に帰る。 もう片方は濾過槽への戻り配管とすぐ上の水槽に水流として配管されている。 
このサイズの水槽を、ちゃんと組み込もうとするとそれなりに大掛かりにはなるがお客様次第ではそれなりのご予算で良いシステムを組み込んで欲しいという人も多い。


このセットもそれなりの器具の選択をしているのでそれなりの費用もかかったと思うが、組み込みが悪いのでシステムとして機能していない。


クーラーもKDA1000200V単相を使用しているがコントローラーは冷房専用で、ヒーターは別付け100Vのサーモで500Wx2の1000Wの物を使用している。この場合、コントローラーの誤差で冷房と暖房が同時に入ってたりクーラーの作動する温度とヒーターの作動する温度差が水槽の管理温度の曖昧差を生むことになる。

KDAの200Vのコントローラーの200V冷暖を使えばヒーターも200Vチタンを使えるので初期コストもワンシーズンの電気代でリカバリー出来てしまう。
ポンプの流量と殺菌灯の適応水量が合っていない為に、水槽に帰る配管に組み込まないで濾過槽循環している。


なんとなく解ってやっているのだろうがこれではまともに機能しない。

今回の、改良で2系統になっていた循環ポンプをRMD701、2台をRMD10011台にまとめて新たに設置した殺菌灯RUW-4Xを通してからクーラーに行き水槽に入るようにした。


H&Sの大型スキマーとリアクターも濾過槽に投げ込まれていたので、濾過槽の掃除がしづらい為に取り出して水槽横にアクリルの架台を作り余ったRMD701の配管を25Aに膨らませて、800ジェミニのスキマーとKnopカルシウムリアクターを取り付けた。


ちょっとスキマーのポンプが強すぎたのでかなり絞らないとオーバースキミングに成るので、後日エクステンションを作ってみた。 22cmのエクステンションでも少しだけ絞れば良い泡立ちで凄く濃い汚れが取れていた。 

最近流行の省エネスキマーとは別次元の汚れを取る。
Gemmini1200とでもいえるかな?

従来の殺菌灯UVF1000濾過槽循環を利用し、水槽横に600x300x450を2分割したトリートメント水槽を設置した。
これで、安心して珍しい魚が集められるだろう。

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