パラオトワイライトゾーン魚類調査1

前回のパラオDevil探検隊ツアーでパラオ在住のマリンバイオロジストと知り合いになり彼の調査に同行するために急遽パラオ行きを決めた私は、この旅で過去に記憶にないくらいのハードーなDivingを4日間続けました
海を見ていた午後
トワイライトゾーンと呼ばれるこの水深にはまだまだ見たことの無い魚の存在が有ります。
リチャードパイル達が昔調査で捕まえた新種の魚の一部が日本に送られていた、日本は新着魚の宝庫であった。
トワイライトゾーンの番人
私は、Curacaoトワイライトゾーン魚類調査を先月したばかりなのに又、飛び出してしまった。
こんなに潜ってていいの?今月は決算やで!仕事やる気あるの?とNORIKO嬢に罵声をあびるがパラオが俺を呼んでいる、これは立派な仕事や!
日本に戻ってから7月は地獄やでと恐いお姉さん達の顔が眼に浮かんでくる。

今回我々が、調査するポイントはホテルの桟橋から船でロックアイランドを通り抜け1時間半の外洋に面したドロップオフで主に70mから80mのエアー潜水での限界の最大水深になります。

この水深でも晴れた日は、比較的明るく場所によってはセンベイサンゴのような平たく薄い石珊瑚がありムチヤギが砂地の岩場から無造作に立ち上がりそれが、魚達のテリトリーの目印の様になっています。


1日目は3本全て水深70mでの採集調査でした。イヤールズラスペアとダブルバーアンティアスのメスを採集し減圧の為、30m付近に置きました。


ダイビングの基礎知識が無い人のために70m付近では水面に較べて7倍のエアーを消費します。 水深70mに5分滞在すれば水面付近で35分以上滞在したのと同じくらいエアーが消費されます。レジャーダイブの場合は12Kのタンクで180から150くらいの圧縮された空気で30分から40分のダイビングをします。我々は、14Kタンクで200気圧の圧縮されたタンクを使い、減圧停止の時間を入れて約70分前後を1度のダイビングに要します。

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