気分はジダン!

猫
私の事を、BHは小売店の分際で問屋まがいの事をして海外の取引先に現金積んで荒らしまわっている。というようなことを聞こえない所で言いふらしている奴がいた。
そもそも私が、直接買い付けに行くようになったきっかけは問屋さんから毎日のように送られてくる荷物に納得出来なくなったからでる。
大阪は一地方都市である。海水魚ショップをはじめ、それなりに売上も出来、お客さまももっと良いものを要求するようになった時に、お付合いの有る問屋からそれなりの納得いくような商品が手に入っていたのなら、動いてはいなかっただろう。
モーリシャス
きっかけは東京のKという問屋からサンゴを買っていた、その問屋のシステムは毎週の御買上げ金額の上位から順に5個ずつ選んでいけるという仕組みであった。
サーベル
当然、レア種などを沢山買うお店が毎週1番に選ぶ権利があります。しかし、レア種が入るという情報が届かないと買うことが出来ないので順位の変動はなかなか起きないし、毎週東京まで見に行くわけにも行きません。信用して任して毎週10万円くらいで適当に送ってということでお願いしていました。当初はそれなりに良いものが届いていたので、満点ではないがまあ満足かなという程度であった。その後、その問屋とシッパーの担当者の関係が怪しくなり、彼が日本に営業に来て日本は現在はあそこだけだが今後は他にも取引を増やす可能性が有る、とりあえず関西は取引をしたい場所なのでお付き合い願えませんかと言われました。
その人は、私の顧客のアキリンさんとサンゴの事でメールをやり取りする事が有ったのでアキリンが推薦してくれたのか大阪に来て3人で食事をした。その時は、まだ東京のKから来るサンゴにもそんなに不満は無かったのでお断りした。彼は翌日、姫路のカミハタに行き取引を始めました。
その後、その担当者と東京の問屋Kの関係が悪くなり、関東のいろんな問屋に商品が流失しだしたので、満足のいく仕入れが出来なくなりました。そんなときに、私が役員をしている不動産会社の慰安旅行でBaliに行くことになり、彼を訪ねて、彼の会社CV.DINARを見学して,今後もKから満足行く仕入れが出来ないようなら直接買うことは出来ますかと聞いてみたら、是非買って下さいと言う事になり3ヵ月後にBaliに行き、買い付けをはじめ今に至ります。
現地に行き直輸入をすると、いろんな事が解り夢中になりました。
ワイキキシャコ貝
アメリカやヨーロッパへの輸出は毎回50ケースから100ケースくらい有ります。それが、週に2,3回以上は有ります。日本にはせいぜい10箱20箱くらいが1回の出荷みたいです。特に大きな輸入業者トランスシッパーはBaliに駐在員がいて、毎日入荷状況をこまめにチェックし珍しい物は彼の専用のストック場所にもって行きます。当然、良い商品はなかなか回っては来ません。それなりの商品しか揃いません。
彼らは、すばらしいクオリティーコントロールをしている為、なかなか上位の商品を手に入れることが出来ません。それを確保する為に、年に数回現地に飛び、現地スタッフとコミニケーションを計り、一緒に潜り自分で選別し持ち帰り、販売実績を積み上げて、今ではCV.DINAR社の日本でNO.1の取引先に成る事が出来、良い商品を確保しています。
誤解が有っては困るので本文の出だしの発言はKさんではございません。

乱舞!乱舞!

月に1回の世界一の混泳水槽のメンテナンスに行きました。毎月、来ているのですが凄い!セカンド水槽も充実している。
メイン水槽
今回は、セカンドタンクの住人をご紹介しよう。現在のメインはマスクドエンゼルRCTで繁殖の為にキープされていましたが、ハワイ島沖地震でオスにダメージが出たのと暫く休止する為に帰国したのでお譲りいたしました。
マスクド♀
セカンド水槽
ブラックバンド6cm、入荷時は4cmと昨年の入荷では最小のサイズ
ハワイアンレスプレ、レンテンヤッコ、ハイブリッドティンカーBF、ゴールデンハムレット、レッドバービアー
ラフタンバス、スイスガード、ベントラリス、グラマー、リンキー、アサヒハナゴイ、ラッセバス、スノーフレイクオセラリス、その他秘密?このタンクももう限界に近づいていますが、これだけの魚達を混泳させる飼育のテクニックは凄いものが有ります。どれも、凄く良く食べて泳ぎ丸まると太った健康そうな綺麗な発色をしています。ある意味、色鮮やかさでは元祖混泳水槽を凌駕しそうな状況になってきています。
この水槽に魚を、追加するのが非常に神経を使うことになりますが、この水槽の持主はまるで自分の会社の人事のごとく、抜群のタイミングでトリートメントタンクから魚を移動します。そしてそれらの魚が、煌くように輝いてくれます。これくらいの細やかさと大胆さを持ち合わせて魚達の乱舞ははじまります。

昨日の入荷案内カリブ便、キャンディーバスレット3匹バンクBF(7cm)2匹、ラッセバス(3cm7cm)
                クィーンAS M L XL フロリダストロングブルータイプ その他
                ブルーA、チェルブ、ロック、イエローヘッドジョー4匹限定From35m激美
今日の入荷         コンスピ10cm15cm22cm 各1 クマドリイザリウオ白黄色5匹
                ココスシラナミ貝ブルー50個 
今日の入荷予定  ハワイ便 ブラックバンドA SSize ポッター フレームA レモンP バートレットア                  ンティアス ベニゴンベ ゴールドフレークA 
その他の入荷予定    レンテンヤッコ S M L 各サイズ
明日の入荷予定     ココスピグミーA 
            
本日ハワイ便開封確認後、コンディションに問題なければブラックバンドASサイズ1匹を会員サイトにて販売させていただきます。
BHでは2月を寒さを吹き飛ばす激アツレア種強化月間としようと思います。
 このチャンスをお見逃しなく!特にレア種は会員サイトでの特別販売が先行いたします。
バンク7cm ラッセバス
キャンディー ジョー
当通販サイトは入荷している個体のみの販売をさせていただいています。過去に入荷したことのある魚や入荷目処の立たないような魚の写真を掲載し金額提示はいたしていません。
架空の入荷情報もございません。 すべて入手した魚をリアルタイムで販売いたします。
通販の場合更新業務に多少お時間がかかる事もございます。

現在WebカメラにてバンクBFの映像を配信しています。

やってもうた!

日曜日の朝Baliより無事帰国いたしました。48時間の飛行停止(DeepDive)ということで荷物より一日遅れて帰国となり、インドネシアを隈なく飛び回り集めたサンゴが約90Box950個あまり、もちろんそれだけすべてを店舗に入れることは無理なので40Boxはお付き合いいただいている、お店様に転送させていただいた残り50BOXをBHにて開封作業となりました。その入荷を、見たかったのか仙台より、佐藤さんとナッシュビルさんが同時刻に大阪にやってきました。仙台のお返しに、昼食に自分で焼くたこ焼き、まるでバリの復習をしているみたいであった。と夕食はお約束徳家のハリハリ鍋を食べに行きました。佐藤さんは水槽のどこに入れるのと思うくらいまた買い込んでくれました。ナッシュさんも負けじと選んだみたいです。

スハルソノイ30個ワリンディー10個などレア種がドカンと入荷しています。

現在、通販サイトで販売を開始しています。DeepなRedのコモンサンゴやキッカサンゴやLサイズのブリーディングミドリイシ、トゲミドリイシブルー、イバラカンザシLなど選びまくった逸品が所狭しと入っています。今回は一般サイトのお客様分も御座います。更新をお楽しみにお待ちください。

ワリンディーは割りんでぃー

2日目、今日は午後にはジャワ島のバニュワギまで行くので早朝8時からDiveで有る。昨日と同様で、皆のテンションは高い。
かなり期待出来そうであった。その期待通り、水深29mの窪地でワリンディーを発見する。こいつはデカイが良く見ると
ワリンディー
岩についてはいない、活着していなくても成長している、そんなに水流は必要ないのだろう。そういえばこの水深にしかいないヤドカリがいたな。過去に2度捕まえたのだが
新種かどうかは解らないといわれて、冷凍にされたのだろうかいずれにしても浅くて25mで大体30mラインでしか見たことが無い
全身が綺麗なオレンジ色をしている。ヤドカリマニアに鑑定してもらうのに潜るたびにチェックしているのだがかなりRAREです。
そういえば、人気のスハルソノイもこの水深でしか見なくなった。人の背丈も有る、スリバチ海綿も異様な雰囲気をかもしている。
スリバチ
ここの、トワイライトゾーン攻めるのも面白いだろうなと考えながら1本目は終了となる。大きなオオタバのR&Gも見つけた。


スハルソノイ、グラヌロッサ、カロリニアーナ、ピコニかエレガンスか良く解らないタイプかなりレアである。 とても貴重な写真が沢山撮れた。
船に戻り、海上ファームに戻る途中ファームのボス、ブサマがDevilにヤドカリをくれた。おおっこれは例の奴ではないか、でかしたぞブサマ。
1時間の休憩後、ラストチャレンジをした。こんどこそヤドカリもGetしなくてはと思い皆に、あれこれと指示しながら探すのだが

なかなか居ないあきらめかけた時にやっと見つけたのであった。水深29mついでに赤いコモンの写真も撮れた。
赤いコモン
インターバルが短かったのと短時間のDeepDiveで安全停止が25分も出ているが、時間が無かったので安全停止を5分だけした。 Diveコンピューターがピーピー鳴るのをサンティカと二人で無視してしまう。

案の定Diveコンピューターがエラーになった。48時間の停止命令が出ている。サンゴ(アクロポラをやで!)を撮りにに38mくらいまで潜るなんてアホです。Diveタイムの平均水深が20mを超えると危険な状態になることを覚悟しなければならない、船に乗りチェックして見ると19mであった。
まあ次は5mか6mやからさっきの減圧をしに行くようなものだ。本当はこれは危険な行為で良い子の皆様は決して真似しないようにしてください。
Diveコンピューターを無視して3本目は休憩なくカルチャーアクロポラの畑を物色しに行った。ここは、大きなバディングアクロポラが有る唯一の畑だ。水深2mから6mくらいの浅い場所なので素潜りでもいいのだが今の状態での素潜りは減圧症になる可能性が増してしまう。
水族館用に注文された、コエダミドリイシ系を数個物色して、全体の種類をざっと見た。半年後が楽しみな種が一杯有った。
そういえば、巷では未だに売値が重視されている。それというのも、タコアシやハナサンゴ、ナガレハナのブランチなどはワイルドがバディングものよりも安いので、売りやすいから買いやすいという問屋や小売店が多い。数ヵ月後の結果はどうなのと考えないのだろうか。
サンゴは揺れることが一番のストレスで、機嫌よくポリプを伸ばしている場所でパテ付けしてやれば安心して成長するのだが、殆ど、ブランチ系はライブロックの隙間に差し込まれて1個溶けては、又溶けてみたいになる。お店に置いていても同じで、
最後は欠損部分を折り特価で販売するか、溶けてしまうかになる。統計を取ればすぐに解るであろう事なのだが死ぬから又売れるというおかしな法則に陥っている。 既に賢いアクアリストは気づいている。第一に作り手が死なないように細心の注意を払っているのに売る側が未だにこれだ。 すでに欧米では、好評でどんどん出荷されています。そういう意味でも日本はまだ途上国かもしれません。
最後に、トゲミドリイシの群体から綺麗なやつを写真に撮り
 
海中を後にしてファームに戻り、
今回のMVPのブサマファーム頭にBHシャツをプレゼントしてバニュワギに向かう。
バリ島の北西の端に、ギリマヌという港町が有ります。CV・DINARは此処にも昨年ファームを作りました。此処は魚やロブスターの養殖

も手がけるみたいで、クロレラを湧かすためのコンクリートのたたきが出来ていました。
この港町の先端のフェリー乗り場からバニュワギ行きのフェリーが出ています。ほぼ待ち時間無しに乗船出来るくらい頻繁に運行しているのですが
乗船から出航までの時間の方が運行している時間より長いのは何故と思うような状況だ。しかしピークには5kも乗船待ちの列が続くというジャカルタまで1000kmを結ぶ陸路のスタート地点でも有る。
ブランチ系の養殖のメインは此処で行われている。
いろんな場所で実験した結果このファームの前の海水深20mにおくのが1番成長も早く色も良くなるという。
さすが、Edy社長インドネシア最大のサンゴ輸出業者である。

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リーフタンクやっと動き出した?

福岡県の北九州空港から車で4分の京都郡(みやこぐん)というところにアートストーンカタギリというお店があります。本業は石材業でオーナーの片桐さんが趣味でディスカスを飼育し繁殖させて、ブリーダーになってしまったと此処までは良くあるストーリーなのですが、事業として海水魚のお店をオープンさせるにあたり、オーナーは今まで培った情報収集力を駆使して、ある日突然BHにやってきました。
何も解らないど素人が海水魚店を始めるには成功しているお店から学べと言う事らしいが、成功しているお店と言うような自覚は無いし、余裕も無いが私自身も全くのど素人でオープンしてしまったのが懐かしく思ったのですが、最近のお店の設備投資は半端な金額ではすまないのが現状で、後戻りでけへんで、引き返せないよと散々脅かしたのですが、この親父は言う事を聞きません。
 アートストンカタギリのスタッフのお二人
スタッフの膳所さんは1週間BHで研修をして魚やサンゴそして器材の取り扱いについて早朝から深夜まで猛勉強しました。 設備もオーナーの片桐さんと二人で一から設置し納得いかないところは質問攻めを受けながらも、理解するまで取り組む熱心さで、後発で開店するのに設備も後発では話にならない、そもそも、熱帯魚店の什器のままで塩を溶いただけのような水槽で海水魚を飼うということが難しい私はあの独特の湿気と匂いが苦手である。水温28度比重1.017から1.018でも餌食って元気な魚もいます。ところが家の水槽の水温が23度だと翌日には白点になってしまわないだろうか?今みたいにクーラーがかなり安くなっているので、少し我慢すれば手に入れることは可能な事だがしていないお店もあります。
スキマー等機材
ということで石材業の収益をせっせとお店の設備に投資して東京や大阪のお店に引けを取らない、最先端のお店をオープンさせました。しかし開店早々ではなかなかお客様もつかず苦戦していますが、開店に会わせて仕入れた珊瑚も、どんどん成長し発色するので、それを見ていたご来店のお客様が少しずつ興味を持ちリーフタンクを作ろうということになってきた。
店内水槽1 店内水槽2
綺麗なリーフタンクが出来たら中を彩る魚が重要である、そうキャンディーバスレットの登場である。サンゴが育つ様な水質環境であれば、強化照明下であっても色焼けするどころかより赤くなり綺麗になる。ココスやコンスピ、レンテンヤッコJuvもいる。遠くから取り寄せなくても地元で見て選べる、こんないいお店が博多から1時間の北九州に有ります。魚やサンゴの知識についてはまだまだこれからです。お客様と一緒に育って行くお店です、でもやる気はどこにも負けません。Devilも時々囁きに行きます。もちろんETSSダウンドラフトスキマーやKnopカルシウムリアクター、EcoSystem、シースワール、クリスタルラグーン水槽も設置して有ります。
器具の設置及び調整もばっちりで相談にのってくれるでしょう。今後もご予算の許す限りDevilセレクションも送ります。2月は九州が熱いかも。そろそろ、ブラバンでも泳がしますか?

アートストーンカタギリ

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